うつと躁、2つの状態を行き来する双極性障害について

うつと躁と。

双極性障害。二つの「極」を激しく行き来する心が重荷になってしまうこの病気。
私たちの心が、いつそんなふうに重荷になってしまわないとも限らない、今という時代。
この病気について知ることには、大きな意味があります。
ここでは、双極性障害という病気について、そして病気からいかに立ち直るかについて、知っていきましょう。

双極性障害とは?

ひとりの人が、二つの極をひとつの心に同時に宿してしまうこと。そこから引き起こされるのが、双極性障害という病気です。
昔の呼び名を紹介すると「躁うつ病」となるこの病気は、うつと躁、二つの極が交互に心を領し、自分自身と自分の周囲に、さまざまな良くないことを振りまいてしまうものです。

ある日、うつ状態に陥って重々しい顔で気分を沈み込ませていたあなた。すべてはおしまいだと、何の根拠もなくあらゆることを悲観的に考えてしまうあなた。
それなのに、次の日には急に元気になって……いささか元気になり過ぎて、制御不能なほどにハッピーな状態に昇りつめてしまうあなた。
数日、数週ごとに、心は二つの極をめまぐるしく行き来して、あなたの心は疲弊し、あなた自身はどんどん傷つき、周りにも迷惑をかけかねない状況になってしまいます。

そんな症状を持つ双極性障害ですが、病気に振り回されっぱなしで疲弊した心を抱えたまま、一生を送ることはありません。
あなたにはちゃんとした、快復に向けた道が用意されているからです。
ある日、はしゃぎ過ぎる。別のある日、落ち込み過ぎる。そんな極端なあなたの心の動きを、慎みある状態に治してくれるクリニックを見つけるのは、不可能なことではありません。
双極性障害は治せない病気ではなく、1日でも早い治療が、それだけ快復を早めます。